この無邪気さ。誰がなんと言おうとPistolsはすばらしい。そのすばらしさも、正統なすばらしさであるところがいい。今聴いているのはMDにコピーしたKiss Thisである。本当は高校生の頃聴いていたflogging a dead horseがいいのだが・・・。ジャケットが変わってしまって、最後のswindleのバージョンも変わっていたような、そうでなかったとしても、なんか違う、と感じた。アナログとCDの違いだろうか。そう、初めてPistolsを聴いた時はまだアナログレコードだったbollocksもアナログで買った。中古屋に売り払うとき、ほぼ定価で引き取ってくれたのに驚いた記憶がある。
というわけでfloggingを入手して聴いている。このアルバムはある意味ベストアルバムなのだが、選曲がよい。submission とか seventeenとかのゆるい曲がない。i wanna be meとか no funとか did u no wrongとかの佳作がちりばめられている。さらにsidのソロまで。ronald bigsと最後のswindleが嫌いな人が多そうだがこの選曲であれば許せる。こっちのほうがkiss thisよりもsex pistolsがどんなバンドだったのかをよく伝えているアルバムである。
silly thingは絶対こっちのバージョンのほうがいい。
最後のswindleは誰だかしらないムカツクやつらが変わりばんこに出てくるのが面白い。