2012/11/04

新約聖書を読む (19) ヘブル人への手紙

この手紙は誰からということが書いていないが、パウロ以外の誰がこれを書けるだろうか?

私はガラテヤ人への手紙が最も重要だと言ったが、それは撤回して本書が最重要としたほうがいいかもしれない。

この手紙は他の手紙とは少し調子が違うのだが、それは無理もない、だって「ヘブル人」への手紙なのだから。

「ヘブル人」。

私が何もしらずに聖書を読み始めた頃は、ローマ、コリント、テサロニケ、などのさまざまな人々に宛てている手紙であるとしか知らず、「ヘブル人」とはどういう人なのかを知らなかった。


「血を流すことなしには、罪のゆるしはあり得ない。」