2014/02/21

The Ballad of Ira Hayes

先日twitterのあるbotだったと思うが、elvis presleyともう一人が並んで写っている写真が添付されていて、それはロックの殿堂とフォーク(カントリーだったかな)の殿堂の両方にはいっている二人、と紹介されていた。

elvisでないほうは誰だかわからなかったのだが、ちょっと調べてジョニーキャッシュだとわかった。

ジョニーキャッシュという名前は聞いたことがあったが、どんな人でどんな歌を歌っているのかも知らなかった。

そこで彼のベスト盤のようなものを入手して聴いてみたら、すごくいいなと思った。

声は低音で、エルヴィスと似ているが、もっと低くて、朴訥というか、飾りのない声である。


そして、The Ballad of Ira Hayes という曲があった。

この曲は、Bob Dylanが歌っているのを聴いたことがあった。


ジョニーキャッシュの曲なのか、と思ったら、それもカバーでPeter La Fargeという人が作った曲らしい。

3人の歌うのを聴いてみたが、それぞれまったく別の曲である。


Bod Dylanのはとても劇的で、感傷的といってもよい。

ジョニーキャッシュのは淡々としている。 Peter La Fargeのものもそうだ。


もともとは、ほとんど語っているような歌である。



Ira Hayesというのは実在の人物で、インディアンの血を引くのだが第二次大戦でアメリカのために戦って、硫黄島で何人かの兵士たちが星条旗をたてている有名な写真に写っている一人だそうだ。

彼は英雄扱いされたのだが戦後は不遇な人生を歩み酒におぼれて若くしてなくなった。


そのことを歌ったのが The Ballad of Ira Hayes である。


Dylanの歌うのを聴いたときは歌詞に興味を持たなかったのだが、

淡々と歌われていたジョニーキャッシュのを聴いたときのほうが、歌詞に興味を持った。


ジョニーキャッシュはNashville skylineでdylanとデュエットしている。

それは聴いたことがあったが、あれはちょっと気負いすぎというか、いつものジョニーキャッシュではない。