もう30年以上も前に公開された映画。
当時私は高校生で、この映画は非常に話題になり、主題歌もヒットしたのでよく覚えているが、ちゃんと観たことがない。
最後にマシュマロマンというのが登場することは知っていたのだが、その登場経緯を観た友人が説明してくれたのだが、いまひとつよくわからなかったので、それを確認したくなった。
ビルマーレイは別に好きでもないのだが、この映画ではカッコよかった。
ゴーストの退治と捕獲、それを保管するしくみが説明されるが、それはデタラメなのであろうが、なんとなく納得できる。
ニューヨークにたくさんゴーストが現れるようになったのにもちゃんと理由があって、その説明もなかなかうまくできている。
さて、問題のマシュマロマンの登場の経緯であるが、
バスターズの彼らは実績がないため解雇はされたがもと大学で研究をしていた科学者である。
彼らなりの理論と測定結果から、巨大なゴーストが現れることを予測していた。
そして、その大きさを説明するときに、たまたま目の前にあったカステラのようなお菓子にたとえて、現在のニューヨークの心霊エネルギーがこれくらいだとすると10メートルのカステラ(twinky)が現れることになる、と説明した。
これが伏線になっている。
伏線というのは物語の伏線であるだけでなく、マシュマロマンを登場させる一因にもなっている。
ゴーザとかいう邪悪な霊がニューヨークに現れて町を破壊しようとする。
バスターズはそれに立ち向かうのだが、ゴーザが「破壊者の形を選べ」と命令する。
バスターズは、頭を空っぽにして破壊者を登場させまいとするが、一人がつい頭の中に思い浮かべてしまったのが、マシュマロマンであった。
彼曰くなるべく無害なものを想像したとのことだが、明らかに以前聞いた巨大なtwinkyのことが頭に残っていたのだろう。
マシュマロマンというキャラクターはゴーストバスターズで有名になったが、
アメリカでは昔からある有名なキャラクターなのではないか?
かくしてかわいい巨大なマシュマロマンが登場した。
しかし、かわいくても破壊者ではあるので、怖い顔になって町を壊そうとする。
バスターズはイチかバチか、危険なためおこなってはならないとされている武器の使用法を使って、マシュマロマンを退治する。