斬、を観に行ったときにも観ただろうか?ボヘミアンラプソディを観た時の予告編を観て、これは絶対に観に行こうと決めた。
主人公の女性がレディガガであることは観にいこうと決めてから知った。
監督であり副主人公の俳優であるブラッドリークーパーのことは全く知らない。
この映画がリメイクであることは観終わってから知った。
全体的に時代が不明な雰囲気なのも、リメイクだからだろうか。
youtubeが出てきたり小道具などから一応現代の設定であることはわかるが、
ほとんど時代を超越した物語である。
観る前はもっと単純なサクセスストーリーでハッピーエンドなのかと思っていた。
そういうものを期待してもいたが、悲しい結末であった。
レディガガのことはもちろん知っていたが、まともに彼女の曲を聴いたことはない。
しかし映画を観て、彼女の歌だけでなく存在感のようなもののすごさに圧倒された。
映画が終わってデビューアルバムを買ってみた。
ブリトニースピアーズの後期のような無機質な曲ばかりでなかなか受け付けなかったが
次第に彼女のよさがわかってきた。
映画もそうなのだが、彼女は古風なのである。
古風なんて言葉はほとんど死後だが、オーソドックス、もっというとまともな大人、
常識人、そういうもの。
顔だちも子供みたいなカワイイものではなく、面長で、
声もネコみたいに黄色いものではなく腹から出る女性にしてはやや太い声。