2024/11/30

Brother

2000年の作品。公開後すぐ観に行ったがたしか映画館は空席が目立っていた。

私は大変感動して、武の最高傑作だと思ったほどだった。

しかし周囲の人たちやネット(今ほどではないが2ちゃんねるなどで口コミ的なものはわかった)でも評判は今一つのようだった。

武映画が急に見たくなって、彼の映画はamazonなどで観られないので思い入れのある作品のディスクを5枚買った。

その中で、Brotherについては強い印象はあるものの、何度も観たとか、何がいいとかがあまり思い出せなくなっていたので最初に観た。


半分くらい観た時点で、「あれ、こんな薄っぺらい映画だっけ」という感想を持った。

なんでこんな映画に感動したのだろうと。


残酷なシーンがやはりあるのだが、この映画には怖さがない。

日米合作のため、アメリカ側の意向が入ってあまりおどろおどろしかったり、暗示的すぎることが避けられたのだろうか?

山本(武)の愛人役の女優のことはよく覚えていたが、名前も知らなかった。ネットで検索しても彼女について語っている人は見当たらず、エンドロールで名前を探すと 

Marina     Joy Nakagawa

とあって、検索するとわずかな情報が見つかった。「硫黄島からの手紙」などにも出演しているそうだ。



2024/11/27

アウトレイジ

最初のやつ。公開時に劇場で見た。今回はパソコンでDVDで観た。

武映画は好きだが、アウトレイジはあまり好きではない。劇場で観た後、がっかりしたような記憶がある。


だが、ある時youtubeか何かにアップロードされていた冒頭のボッタクリシーンを見て、引き込まれた。ボッタクられたと思いきや逆にボッタクるという展開などが。

最終的にはボッタクられたやくざは殺されてしまうのだが。

三浦友和、杉本哲太など、懐かしいメンツが登場していて、このとき彼は何歳だった、などと確かめながら観ていた。

アウトレイジが好きではないのは、残酷なシーン、グロテスクなシーンが多いのと、ハラハラドキドキのやったりやられたりの展開がなんというか、ゲームっぽいというかエンターテイメントすぎるというか。

残酷さやグロさは武の映画にはいつも多少はあるものでそれが彼の魅力であり個性でもあるのだがアウトレイジはやりすぎな感じがする。


俳優の中で魅力的だと思ったのは加瀬亮と國村隼である。

國村は演技がうまいとかではなくて、映画の中に溶け込んでいるというか表情が自然で演技していることを感じさせないようなところに感心した。

加瀬亮は、まだ若いし、役柄のせいもあるだろうが表情に乏しく見た目もキャシャだしヤクザっぽくないのだがアウトレイジという作品の中にはよくハマっている。

武の映画の俳優は、あまり表情豊かでなくセリフもいわゆる棒読みっぽいところがある。

武はあんまり自然で一般的に名優と言われるような俳優があまり好きではないように思う。


あと、名前がわからないのだがボッタクリバーの店員で指を詰めさせられたチンピラやくざみたいな役者もいいなと思った。