2007/01/01

未知との遭遇




テレビがつまらない。ケーブルテレビでスクールウォーズや銀河鉄道999がやっていたのでちらちらと見る。そして、「未知との遭遇」がちょうど始まるところだったので見てみた。

以前にも書いたが私はスピルバーグの映画があまり好きではない。しかし小学生の頃から彼の作品が公開されるといつも大騒ぎになっていたので、めぼしいものはたいてい見ているが。未知との遭遇は初見である。

リアリティが逆に鼻につく。神経質でできの悪い学者みたいな主人公のキャラクターも魅力を感じない。おかしくなった主人公を簡単に捨てる妻。

結局宇宙人の目的はなんだったのか。子供を強引に連れ去ったのはなぜなのか。軍人ではなく一般人とあいたいということか。また、宇宙人というのは結局人間をゆがめたものでしかない。私は宇宙人は人間でUFOは人間の乗物であると思っている。

ふと思ったのが、この宇宙船や宇宙人たちが映画そのものあるいは芸術のメタファーかもしれないということ。
あの山みたいなの作るところなんかまさに創作活動だよね。
家族に捨てられて。周りの人からはキチガイあつかい。
宇宙人との会話は音楽でおこなわれた。
宇宙人をおそれない無邪気な子供と警戒する大人たち。