2018/12/08

映画 「ボヘミアンラプソディ」

私はクイーンが嫌いでiPodの中にも1曲も入っていないし、
今までレコードやCDもほとんど聴いたことがない。
ベスト盤か何かを借りたことはあったかもしれないが、
まったく興味を持てなかった。
彼らの曲はテレビCMその他で嫌というほど聞かされていて、
ボヘミアンラプソディも何度も聴いたことがあるが、
もうウンザリしている。

しかし、映画が非常に評判がよく、だれもが絶賛しているので、
観にいってきた。

この映画のクライマックスはライブエイドのステージをほぼそのまま再現したシーンであるが、
そこで歌うボヘミアンラプソディで涙が止まらない。

この映画は単なる伝記ではなく、事実がかなり脚色されていて劇的になっている。

ライブエイドのステージ前にクイーンは解散状態、フレディは当時は不治の病であるエイズに感染してることを告白し、体調はおもわしくなく余命も限られている。
ステージの前に家族にあって、特に母と言葉を交わす。
その後に歌うボヘミアンラプソディは歌詞の意味が今まで聴いていたときとは全く
違った意味に聞こえ、フレディの遺言のようだった。

しかし実際はフレディがエイズ感染を知ったのはライブエイドのあとで、
クイーンも人気が絶頂期ではなかったものの解散状態などではなかったそうだ。

映画が終わった帰り道にiTunes Storeで A night at the operaを買った。