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詳説 世界史 B

高校の世界史の教科書である。私は高校時代受験科目に世界史を選択したが成績はよくなかった。しばらく前に買ってあった山川出版の「詳説 世界史B」を、iPhoneアプリのZ会問題集をときながらとりあえず全部読んだ。アンリ4世とかジェームズ1世とかシャルル何世とか、こんなこと覚えてどうするんだ、というのは受験生だったときと同じ感想である。

あらためて感じたことは「朝(王朝)」というものの重要性である。要は、血統のことである。それが、ほとんど国名と同様の意味を持っていた。ただそれは昔の話で、次第に王というものは廃されていき、多くの国は「共和国」となっていった。「教科書史観」では、それが当然の流れ、王政というのは古い制度とみなしているところがあり、また歴史を専門としていない一般の人にもそういう認識があるだろう。イギリスやフランスで起こった革命はすばらしいことである、という。

私はフランス革命とかナポレオンとかアメリカ独立というところではあまり心が躍らない。私は西アジアとかモンゴルあたりのそれほど大きくない得体の知れない国々の興亡のあたりがわくわくする。勉強のために覚えるには厄介なところだが。

アメリカと日本は普通「共和制」とはいわないが、広義には共和制と言ってもいいのではないだろうか。要するに「王様のいない国」である。日本の天皇はもはや王様ではない。

こないだ読んだ聖書に関する記述は、モーセ、ダヴィデ、イエス、パウロ、ペテロくらい、合計で10行くらいだろうか。

「戦争と平和」に関連するのはアウステルリッツの戦い、三帝同盟、アレクサンドル1世など、5行くらいかな。


1、2週間くらいしか読んでないのにボロボロになった。

情報量はどれくらいなのか。字はけっこう大きい。
1ページ26行x33文字、355ページ、30万4590字だが、図や写真などが多いので8割くらいとして約24万字。

私の持っている文庫本で同じくらいの字数のものを探してみたら、三島由紀夫の「春の雪」が概算で31万字だった。「世界史の教科書なんか読んでらんない」と思っている人も、文庫本1冊程度の情報量であると考えると、たいしたことはないと思えるのではないか?