新宿ミラノ3にて。007シリーズを見るのは初めてである。
監督のサム・メンデスは名前はどっかで聞いたことがあるなというくらいで他の作品を見たことはない。出演者も誰も知らない。
なんで007が戦っているのかよくわからない。
登場人物の年齢層が高い。
ただ、画面はどぎつくなく、CGは使われていたかもしれないがそんなに大仰なものはなく、登場人物達が大声で怒鳴りあったりすることもなく、比較的淡々とした映画なので落ち着いて見ていられた。
主要キャラクターの一人、いってみれば「悪役」「敵役」ということになる男の不気味さ、醜さが少し後を引く。
スカイフォールというのは実在する地名なのか?
荒野の中の大きな屋敷というのは、先日半分くらい読んだ「嵐が丘」を思い出させた。
この映画もやや暗い映画だ。
「ボンドガール」が出てきても全然ときめかない。
でも、その淡々とした感じがよかった。
敵役をもっと凡庸な悪人にしてしまい、上司?の女性も死なないようにして欲しかったくらいだ。
そうしてしまったら退屈すぎるか。