2008/11/04

アマルコルド

フェリーニの映画は、「道」と「8 1/2」はおもしろかった。「la dolce vita」はよくわからなかった。
「道」については、それをリメイクした、仲代達也と藤谷美和子が出ているのを、試写会に応募して当選してみたことがある。

フェリーニを見るきっかけはそれだったと思う。となるとずいぶん前の話だ。

アマルコルドはいつだったかな、結構最近に、TV東京で昼間にやっていたのをVHSで録画した。私は吹き替えの洋画などまず見ないし録画もしないのだが、アマルコルドはレンタルビデオ屋にもなかったので、貴重な機会だと思って録画した。

内容はほとんど覚えていないのだが、好印象で、録画したテープを捨てずにとっていた。
記憶に残っているのは、ちょっと頭のおかしい男が木に登って「女が欲しいよー」と叫ぶシーンである。

今日、パソコンでゲームをしながら見た・・・というか、ほとんどゲームのほうしか見ておらず音だけ聴いていた。
やたらとにぎやかでイタリア語で家族が怒鳴りあうようなシーンが続く。
だが、うるさくはない。そして音楽がいい。

主人公が誰なのかすらわからない。

太った女の乳房を、若い男がなめるシーンは、記憶になかった。
もし見ていたら絶対におぼえていたはずなので、多分TV放送ではカットされていたのだろう。
そのあと寝こんでいたのには笑った。

最後のほうで孔雀が現れる。
アマルコルドってもしかして孔雀のこと?

今度じっくりと見てみたい。