2012/12/04

「戦争と平和」 (14) 第四巻 第三編

フランス軍は退却しながら自滅していく。大きな戦闘はない。ピエールは捕虜として連れられていたがロシアのコザック軍に助けられる。プラトン・カタラーエフという善人の象徴のような男とであうが病気になって銃殺される。ニコライ・ロストフの弟にあたる、まだ少年といってもいいペーチャが、命令に背いて勝手に戦地に飛び出して頭に銃弾を受けて死んでしまう。