第二部は、第一部を書いたものに対する書簡という形式になっている。
第一部は読むのが苦痛だったのだが、第二部は私が求めていたキルケゴールの言葉が語られているように感じる。
ただ、やっぱりその中で自分の心や感覚に触れるところはほんの少しでしかない。
ちょっといいなと思った箇所があったので、google playで買った原文にコメントを付けようと思い、その個所を探すためにその近辺の目印になる語がないかと探すと、
クサンティッペ
という語があった。
googleで検索すると、ギリシア語だが、英語では xanthippe というつづりだとわかったので、
google playで検索したがヒットしなかった。
しかたなく、ザーッとページをめくって翻訳を表示しながらその個所を探していった。
そして、クサンティッペは "xantippe" とつづられていた。
そもそも、コメントを付けようと思ったのはクサンティッペについて語られたことではなかったのだが、「クサンティッペって何だろう?」と思い調べると、ソクラテスの妻の名前で、「悪妻」の代名詞として使われていることを知った。