武の映画で唯一(たぶん)観ていなかった「龍三と七人の子分たち」を観た。
別につまらなそうだからと見送っていたわけではなく、公開されたことを知らなかったのだ。
だいぶ前にこの作品のことは知ったのだが、ようやく観た。
座頭市やアウトレイジは話題になったがこの作品はあまり話題にならなかったように思う。だって公開されたのを気づかなかったくらいだから。
この作品は基本的にコメディであるが、やはり武の映画に暴力や残酷なシーンは欠かせないのか。でも本当に最小限に抑えられていた。
年取ったヤクザの悲哀みたいのを前面に出されるのもつらいので、それも抑えられていたのはよかった。
この映画がどういう評価をされているのか知らないのだが、たぶん「中途半端」みたいに感じる人が多かったのではないだろうか。
漫画を読んでるようなものと受け取って楽な気持ちで観れば、面白い映画だと思う。