2007/04/01

ウィリアム・ギブスン 「ニューロマンサー」

「ニューロマンサー」という本を読んでみることにした。
サイバーパンクとかいうジャンルの草分けだとか。
ハヤカワ文庫。SFですね。めったに読まない。
あんまり好きじゃないんだけど。

3ページ読んだ。
シャブ中の戯言か・・・
どこまで読めるかな

千葉の中心が仁清って韓国かどっかと混同してるな

「サイバースペース」という言葉はこの人が言いだしっぺだとか。「サイバー」っていう言葉も、すたれつつある。
20年の間にコンピュータや通信は大変な進歩をしたけど、進歩すればするほど、かえって「サイバー」な感じはなくなっていくようだ。
テレビゲームとかファミコンが出始めたころ、いかにもコンピュータっぽい絵や音楽の方が、「サイバー」だったように感じる。

まだ数ページなのだがわけがわからない。
しかしいろんな人が絶賛しておりマトリックスなどの元ネタであるとか
サイバースペースなどの言葉を造った人だとか言われているのでお勉強のために読んでいる。1984年に書かれたと言うことである。
当時は少なくとも私にとってはコンピューターにはほとんど縁がなかった。
インターネットなんて想像もしなかった。
テレビゲームやゲーム機器は少し遊んでいたが、とにかくカネがかかるのでなかなか手は出せず、指をくわえてみているだけだった。

サイバーパンクっていったい何か?
「サイバー」という言葉が持つイメージ、超未来でなんでも機械化されたようなイメージは
なんとなくわかるのだが、そんなイメージはSFの一ジャンルを確立するようなものではない。

ちょっと思ったのは、コンピュータやネットワークが万民のものとなって、20年前とは比べ物にならないくらい性能も向上した現代より、コンピュータが登場し始めたころの粗いドットの絵や機械的な音楽のほうが、「サイバー」な感じがする。

今のコンピューターはほとんど透明なメディアとなってしまい、画像も音声も動画も、いままでのメディアをそっくりそのまま再現できてしまっているので、もはやコンピュータを使っている感覚がない。「コンピュータミュージック」という言葉はもう誰も使わない。コンピュータを使わずに音楽を作るほうが珍しいくらいだからだ。「CG」は使われているけど、「これはもはやコンピュータで描いた絵」という意味ではなく、「撮影ではなく人工的に作り出した画像」という意味でしかなくなっている。

コンピュータの性能が向上するほど、「サイバー」な感じは薄れていく。

やっと終わった。カフカ以来の、それを上回る苦痛だった。体調が悪くなったのもこいつのせいではと思える程。よくわからない。パンクというくらいだからあまり真面目にとらえないほうがいいのだろうか?
とりあえずこういう小説もあるのだと、記憶にとどめる程度にしておこう。何かのおりに思い出したらまた読み返そう。今は理解できない。