2011/05/20

プーシキン 「オネーギン」

久しぶりに本を読んだ。

始めて読んだのは高3のころ、もう20年以上前。
なんで読んだかというと、太宰が触れていたから。

プーシキンは「大尉の娘」がおもしろかったのを覚えている。
「オネーギン」の話の筋はよく覚えていなかったが、
「ふさぎの虫」というキーワードと、放蕩者であること、
楽しい話ではないことなどはおぼえていた。

プーシキンが20代の頃の作品である。

「斜陽」のような雰囲気を感じたがマネしたのは太宰のほうなのだろう。

「オネーギン」は韻文であるが、翻訳は散文で小説のように書かれている。
これを韻を踏んで書いたらいったいどうなるのか。
読んでみたいが、ロシア語じゃな・・・