2011/05/07

イングロリアスバスターズ

タランティーノの映画は特に好きというわけではないがキルビル2がちょっと面白かったような記憶があった。
この作品を観て、パルプフィクションを初めて見た後に感じたのと同じようなものを感じた。
今回も英語字幕で観たのだが、せりふが速くて追いきれなかった。ドイツ語やフランス語が混ざったせいもあったかもしれない。
そのせいもあって、ストーリーというか、登場人物同士のカケヒキみたいなものがどうしてそうなるかがよくわからなかった。なぜ拳銃を突きつけあうのか、なぜそんな危険なことを簡単にやってしまうのか、理解できない。
この映画はもっとはちゃめちゃな、マンガのような話しかと思っていたのだがシリアスに描かれていた。
笑うようなところはひとつもなかった。
タランティーノの作品は、やっぱり暴力や残虐なシーンが売りであり、それだけなのかなと思う。
二つの復讐計画が重なるというのはなるほどと思ったけど、それだけである。