2008/04/29

空に吸われし


不来方のお城の草に寝ころびて空に吸われし十五の心

これは石川啄木の短歌で、中学の国語の教科書にのっていた。そのときはよく意味がわからなかったが、高校生になって部活で筋トレをやるためか何かで校庭に仰向けになったときに、もう夜で暗くなった空にモコモコしている雲を見ていて、まさに心をすわれるのを感じた。