3度目にしてようやく合格した。
勉強期間は10/22~12/7、時間でいうと108時間32分。時間を日数で割ると4時間弱だが、平日は2~3時間、土日に少し長めに、5,6時間くらいやった。
過去2回はたぶん、それぞれ20時間くらいしかやっていなかったと思う。
簿記3級なんて簡単でしょ、70点ならなんとかなるでしょ、となめていたら全然歯が立たなかったので、今回は絶対に受かる、と本腰をいれた。
excelに予定と実績を書いて、間違った内容などを記録し、ちょっとした自作の参考書ができた。
仕事が暇かつ在宅勤務なので、仕事時間中に勉強できた。今までの資格試験で、こんなにやったことはない、というくらいやった気がする。
試験はCBT。
使用テキスト
・いちばんわかる日商簿記3級の教科書 第2版(CPA出版)
・合格するための本試験問題集2025年AW(秋冬)対策(TAC出版)
・合格トレーニング日商簿記3級 ver14.0(TAC出版)※未実施の半分
「合格トレーニング」は、前回受験時に使用し、後半半分くらい未実施だったものの、残りをやった。
youtubeの動画は適当に流し見たが、それで勉強する、という感じではなかった。
教科書を読む→本試験問題集実施→間違いの復習→間違った問題のみ再実施
→再度間違えた問題の復習→本試験問題集再実施
本試験問題集再実施で平均90点くらいとれるようになったところで、受験予定日を1週間早めて受験した。
絶対に落ちっこない、というくらい自信があったが、受けてみたら78点で危なかった。
大問1は満点、大2が9点、大3が24点。
間違ったところはだいたいわかる。
誤算の一つは、ずっと紙に書いて解いていたが、CBTなので問題用紙に書き込めない。
そのことは試験前日くらいに気づいた。ずっと、手で書くよりキーボードで選んで数字を打つ方が速い、と思っていたのだが、問題用紙に書き込めないことは、特に大問3で戸惑った。
そこで、いつもやらないメモ用紙にTフォームを書いてやった。本当は普段からそうすべきだったのかと、当日になって思う。
簿記は特に必要なわけではない。
確定申告をするときも、とくに簿記の知識はなくても、国税庁の確定申告作成サイトや会計ソフトを使えばできる。
ただ、いかに今までの確定申告がいい加減だったかはよくわかった。
あと、簿記の考え方は、直接関係ないことでも役立つと感じた。
簿記とは、簡単に言えばミスを防ぐ仕組みだと思う。
ひとつひとつの処理(仕訳)で貸借が合っていれば、合計したときにも必ず貸借が合うはず。
何かが増えれば何かが減る。発生した時点でそれを処理する。
そういう考えは仕事をしているときに、会計でなくても、採用できる考えだと思った。
簿記の勉強をすることはあまり苦痛ではなく、なんだか頭がスッキリして気持ちいいとさえ感じた。
TOEICとか、IT系の試験とかではなかったことだ。