昭和32年の作品。昭和43年発行の角川文庫。ヤフオクかアマゾンで買ったものだが読まずにいた。
この作品のことは、三島由紀夫と古林尚の対談を聞いて知った。この対談は何回も聞いてほとんど暗記しているくらいだが、この中で三島が完全な遊戯のことをほめていた。
石原慎太郎の作品は読んだことがなかった。三島由紀夫についてのエッセイみたいな本を読みかけたが、悪口が目立って気分が悪かった。
小説も読んでみたがセリフがカッコ悪くて読むに堪えなかった。
ふとした時に手に取って読んでみたら、それほど違和感なく読めた。ようやく完全な遊戯がどんなものか知ることができた。
軽くて、乾いた文章だと思った。特にいいとも悪いとも思わない。