2007/07/06

ジル・ドゥルーズ 「記号と事件」

めっきり本を読まなくなったが、ドゥルーズという人の「記号と事件」という文庫を買った。あるブログで紹介されていたのである。ちょっと読んでみたがあまりおもしろそうではない。フーコーとか、ドゥルーズとか、レヴィ・ストロースとか、構造主義とかは大学生になりたての頃に、ちらりと聞いたのだが、どうもピンとこなかった。そしてこの辺の人たちはホモっぽいよね?当然のように無神論者だよね?そういうところからあまり近づけない人たちである。

ドゥルーズは自殺している。フーコーはやっぱりホモでエイズで死んでる・・・。
ストロースはまだ生きてる。もう100歳近いじゃないか。
きっかけはソシュールだった。講義の本を買って意気込んで読んだがたいしたことを言っているようには思えない。「言語そのものとそれが示すモノの関係は恣意的だ」ということがちょっと引っかかったくらいで。さらに本人が言語学に失望したというような話もきいて冷めた。構造主義というものもよくわからない。後に高岡がソシュールや構造主義に言及していてそのときはかなり興奮したのだが今では高岡にも興味を失いつつある。