2019/03/29

ピエール瀧

ピエール瀧がコカイン使用で逮捕された。

そのことを知ったのはtwitterであったが、コカインという名詞にちょっと驚いたが、
ピエール瀧がコカインをやっていた、ということについてはなぜか、
「やっぱりな」と感じた。

電気グルーヴという名前は知ってはいたが、その音楽は聴いたことも聴いてみようと思ったこともない。

やっぱりな、と感じた最も大きな理由は、アウトレイジでの彼の演技を見たことだ。

演技というか、彼の役柄。

あくまでも映画の中での配役で演技にすぎないのだが、
今までみた映画、ドラマ、漫画、小説、あらゆる創作物のなかでも、
あんなに醜い、悪い、みっともない役は見たことがない。

武の映画は好きだが、アウトレイジは嫌いだ。
どうしてああいうものを撮るようになってしまい、
どうしてあんな映画が売れるのだろう。

瀧の役がああいう風になったのは、やはり彼のもつ雰囲気というか、
性格、にじみ出るもの、そういうものからなんとなくエスカレートしていったのではないだろうか。

椎名桔平とか西田敏行とかではあんな役にはならなかっただろう。


薬物使用については、あまりかっこいいものではないとは思うが、
人として許せないとかいう感情はまったくもたない。

逆に、善人ぶって、やりたくても勇気やカネがないだけの奴らが騒いでいるのが不愉快なくらいだ。