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旧約聖書を読む (11) 列王紀上

ダビデが死んでその子ソロモンが王となる。
宮を建てるなど、栄耀栄華を極めたといったところ。

ただし彼も女癖が悪かった。
なんと、「妻700人、そばめ300人」とある。
何かの間違いじゃないだろうか?

そしてイスラエル民族は「南北分裂」するのであるが、
「イスラエルは皆ヤラベアムの帰ってきたのを聞き、人をつかわして彼を集会に招き、イスラエルの全家の上に王とした。ユダの部族のほかはダビデの家に従う者がなかった。」
とあるので、半分に分かれたのではない。

そしてイスラエルの王はみな偶像崇拝をおこなって主を離れる。
アハブという王が登場する。「白鯨」にでてくるエイハブはここからとったのだろう。
彼は非常に悪い王である。

彼が王となった頃に、エリヤが登場する。
だんだん人間臭くなってきた聖書に現れる久しぶりの大物預言者で、奇蹟をおこなう。
死んだ子供をよみがえらせたり、主の名を呼んで捧げ物の牛に火をつけたりする。


「旧約聖書の王歴代誌」
創元社、ジョン・ロジャーソン著、高橋正男監修

という本を持っている。しばらく前に買って、ほとんど読んでいなかったのだが、
今回は旧約聖書を読むかたわら、参考にしている。
この本は絵や写真などがたくさん載っていておもしろい。
そしてこの本の中で、フラウィウス・ヨセフスが紹介されていた。
西暦37年に生まれたと言うから、イエスが死んだすぐ後に生まれた人だ。
この人が書いた「ユダヤ古代誌」は聖書とセットで、ある意味聖書よりも、非常によく読まれているとのことである。

聖書はたしかに「歴史書」というには信憑性が低いというか客観的でないところがある。
「ユダヤ古代誌」でその辺を補おうというのだろう。
これも読まないとダメか・・・と、ちょっとうんざりした。

(追記)
「列王記」じゃなくて「列王紀」でした。タイトルを修正。