2012/10/30

旧約聖書を読む (13) 歴代志上

今までの復習と整理。メモしておいた系図と比べてみる。
レビ - コハテ - アムラム - モーセ 
が明らかになった(今までには書いてなかったと思う)。

第一章に「エジプトはルデびと、アナムびと、レハブびと、ナフトびと、パテロスびと、カスルびと、カフトルびとを生んだ」という記述がある。

これらは、創世記10章では「ミツライムからルデ族、アナミ族、レハビ族、ナフト族、パテロス族、カスル族、カフトリ族が出た。カフトリ族からペリシテ族が出た」となっている。
ミツライムはハムの子孫である。

ハムはノアの裸を見てのろわれた者である。イスラエルのひとびとを奴隷にして虐げていたエジプトのひとびと、そしてペリシテびとは、ハムの子孫ということなのか?

名前の羅列だけでなく、歴史、特にダビデに関する記録が語られる。これは今まで読んだことのないこともあれば、同じことを書いているところもある。

というわけで走り読みした。

そして、もしかして天地を創造した神とイスラエルの民を率いた神は別のものではないかなどと考えていた。

ダビデが生きたのは紀元前1,000年頃だ。インドにアーリヤ人が進出したり、中国では西周の時代、ギリシアにドーリア人が侵入、などの時代。日本は・・・まだ縄文時代か?要するに読み方も不祥なYHVHは、創造主である神のワンランク下というか、神を社長とするなら部長、イスラエル担当というか、そういう存在だったのではないかと。ギリシアやインドや中国などにはそれぞれ担当がいて、人々はそれらをそれぞれ「神」だと思っていたのではないかと。聖書にも時々、あきらかに人間ではない天使のような人が現れる。そしてそれを見た人は「神を見た」とか「主を見た」などという。おそらく、神というものはある程度の階層を持っている。そして確かに神は唯一なのだが、それをささえる天使を神としてしまうことがあったのではないかと・・・。