2012/11/15

「戦争と平和」 (5) 第二巻 第二編

ピエールが「マソン(フリーメーソン)」に入会する。

フリーメーソンというと私には闇の秘密結社みたいな恐ろしいものというイメージがあるのだが、「七つの徳」などを見ても特に恐ろしいことは何もない。魔の山でもセテムブリーニはフリーメーソンだということが出てきたが、その際にも別に秘密でもなんでもなくさらっとしていた。

そしてピエールは社会改革を目指すような人間になる。「キリスト教的社会主義」みたいなものだ。私が胡散臭いと感じるものである。


フランスとの戦争は一時和平状態となり、アレクサンドル皇帝とナポレオンが勲章を与え合う。

など。

「上巻」が終わった。つまり、約1/3だ。意外にすっと読めた。