新約聖書を読む (5) 使徒行伝

これは、「パウロ記」である。

イエスに批判されたパリサイ人であったパウロ(サウロ)が改心して、猛烈な勢いで伝道をして、ついにローマで裁判を受けるまでになる。

使徒行伝を読んでいると、「イエスがキリストである」ということが争点であってそのためにパウロは殉教するのであり、「キリスト教」という別の宗教になった理由もそこにある。

キリストが十字架についてしまったことは、やはりユダヤ人の過ちであり、その過ちを教えることも伝道の重要な目的であり、迫害された理由でもあったのだろう。

陰影礼賛

谷崎潤一郎 この随筆は名作だと頭の中にあったのだが、内容をまったくと言っていいほど覚えていなかった。 読んでみると、忘れていたというより、明らかに読んでいない。 厠の話が出てくるが、こんな話を読んでいたら絶対に忘れないはずだ。 陰影礼賛は、たしか高校生の国語の授...